佐賀市立赤松小学校の４年生、約１００人は６月２４日、佐賀市内の生産者の圃場で「さがびより」の田植えを体験しました。
　この取り組みは、イオングループや県、ＪＡなどが連携し毎年実施しており、今年のテーマは「ふるさとを好きになろう」。田植え～販売まで一連の作業を体験することで、自然の恵みや食べ物の大切さを学んでもらう目的です。

　田植えの説明を受けた子どもたちは「さがびより」の苗を手に、田んぼに横一列に並び一斉に水田へ足を踏み入れると、水田独特の感触に悲鳴や歓声が上がり慣れない田んぼの感触を楽しんでいる様子でした。

　　　
　始めは慣れない手つきで水田に足を取られながら慎重に苗を植ている様子でしたが、生産者や同地区の青年部員らのアドバイスを受けながら作業を進めていくうちに、隣同士で苗の植え具合を見せ合ったりと楽しむ様子も見られました。　


　子どもたちがこの日、田植えを体験したのは２０アール。収穫は１０月中旬ごろに約１トンを見込んいます。
　今後、子どもたちが田植えを体験した圃場は「赤松小学校の田んぼ」として管理を行い、田んぼの観察会、稲刈りを経て、１２月には子どもたちが実際に店頭に立ち販売・ＰＲを行う予定です。